去る93年に開館した古川全州梨薑酒は韓国の3大名酒に数えられる全州梨薑酒の機能保有者である人間文化財古川趙鼎衡先生が20年余りの間、収集した1千400点余りの酒を醸造する道具および関連資料などを展示している。 ここには朝鮮時代に使われていた土古里、麹枠取、鋳鉄釜、将軍銃と共に酒を濾過するときに使う用水など、三漢時代から近代に至るまでの貴重な道具が貯蔵されている。
特にここには三漢時代に使用されていた角杯(ポルで作った杯)をはじめ、百済-高麗時代の馬上杯など、珍しく特異な杯もしっかり保存されている。
古川趙鼎衡先生が酒造展示館を設けたのは、酒と因縁を結んで以来、趙鼎衡先生の家庭はもともと先祖6代から梨薑酒を直接醸造して飲んできたということからである。これまでその秘法が伝承され脈が受け継がれている。
去る72年から伝統酒の発掘のために全国を歩き回る酒旅行(?)をした趙鼎衡先生は、30年余りの間、趣味を兼ねて一つずつ収集した資料が徐々に溜まっていくと、韓国の酒類文化の根を追い求めなければと思うようになった。 |